からくり工房(ロボット製作サークル)
からくり工房の概要 |
東京工芸大学ロボット製作サークル「からくり工房」では、ものづくりが大好きなメンバーが集まって一年中様々なロボット製作を行っています。部内で競うためのロボット、外部のロボコン参加用の自律ロボット、特に目的は無いけれどなんとなく作りたくなったロボット・・、楽しく作って動かして感動する!ついでに機械工作・電子回路・プログラミングのスキルも付いてくる!そんな感じで日々活動しているロボットサークルです。
学内でも活発に活動しているサークルの1つとして広く認知されており、外部大会での成果を評価されて何度も学内受賞(毎年年度末に表彰がある)しています。また、これら全体的なアクティビティにより、学内で限られたサークルのみが認定される「強化サークル」にも指定されています(現在の指定サークルは、野球部、吹奏楽部とからくり工房の3団体のみ)。
活動日&活動場所 |
<活動日時>
毎週 月・水・金曜日 基本的に4限終了後(17:40~)
※部内イベントやロボコン直前など、時期的に変動します。
<活動場所>
時期によって色々な場所で活動するので以下に例を示します。
・10号館1階 工作室/機械実験室
・6号館1階 機械工作室/612実験室
・6号館2階 ロボットビジョン研究室とその関連の部屋
活動スケジュール |
大体以下のようなスケジュールで1年間活動しています。
月 | イベント | 主要活動 | |
4 | 新入生勧誘 | 入学式後より新入生勧誘がスタート! | |
5 | 部内ロボコン | 簡単な有線操縦ロボットを製作して部内でロボコンをします。 新入生から上級生まで全員が参加します。 大会後は新歓コンパを実施(新型コロナ禍中は自粛)。 | |
6 | カリキュラム開始 プロジェクト始動 | 1年生は基礎知識を学ぶためのカリキュラムを開始します。 上級生は外部ロボコンに向けて各ロボコンプロジェクトの活動を開始します。 | |
7 | カリキュラム中間発表 | カリキュラムの中間成果物を発表会形式で発表します。 | |
8 | 夏のプロジェクト報告会 前期打ち上げ | 夏休みの活動成果を各プロジェクトで報告します。 報告会後は打ち上げを実施(新型コロナ禍中は自粛)。 | |
9 | 各ロボコン地区大会 | この時期からロボコンラッシュが到来! | |
10 | 各ロボコン地区大会 | 各プロジェクトで地区大会目指して活動します。 1年生もカリキュラムの集大成として地区大会に出場します。 | |
11 | 各ロボコン全日本大会 | 地区大会で成果が出れば、全日本大会に出場! | |
12 | 活動も授業も一年の総まとめ。 | ||
1 | 次年度のために各プロジェクトが活動再開! | ||
2 | プロジェクト報告会に向けて活動本格化。 ロボカップに向けた開発(上級生)。 | ||
3 | 春のプロジェクト報告会 | 年明けからの活動成果を各プロジェクトで報告します。 報告会後は打ち上げを実施(新型コロナ禍中は自粛)。 |
部員の募集 |
からくり工房では、ものづくりが好きな人、ロボット製作に興味がある人、ロボコンに出てみたい人などなど、新規入部メンバーを随時募集しています!
〇 予備知識はもちろん不要!まったくの初心者で問題ありません。
〇 学部、学科、コースは何でもOK!機械コースが多いですが他学部・他コース大歓迎です!
〇 年間通して常時部員を募集中!いつでもどうぞ♪
部員はこんなにお得♪メリットをまとめました。
〇 部費はありません(無料)! ※自分で使うための工具類、サークルユニフォームは購入が必要。
〇 モノづくり好きの友達ができます!
〇 先輩がたくさんいますので、大学の事や授業など、色々な情報が聞けます。
〇 機電情(機械・電気・情報)系企業であれば、就職活動でかなり得します。
入部したい方は...
活動は時期によって場所が不定期なので、6号館2Fロボットビジョン研究室の顧問(鈴木)を訪ねて下さい。以下のアドレスに連絡してもらってもOKです。
kougei.karakuri[at]gmail.com ([at]は@に直して下さい。)
からくり工房の活動内容 |
カリキュラム(新入部員用) |
新入部員にロボット製作の基礎知識を付けてもらうために、からくり工房では学習教材を用いたカリキュラムを実施しています。機械工作、電子回路、プログラミングに関する内容で特にロボット製作のために知っておいて欲しい基礎部分を勉強してもらいます。お勉強色が強いですが、ロボット製作を楽しむためには多少の努力は必要ということですね。さらに発展した応用知識に関してはProject活動を通して吸収していくことになります。
カリキュラム内容
① C言語
プログラミング言語の基礎となるC言語を学びます。
② マイコン&基礎回路
マイコンを搭載した簡単な基礎回路を製作します。C言語で回路を制御し、中間成果物として製作回路を用いたゲーム制作を行い発表します。入力としてボタン、出力としてLED、LCD、ブザーが使用できます。
③ 自律ロボットの製作
②の制御回路をベースにロボコン用のロボットを製作します。実際に地区大会などに出場することを目指します。
ゲーム制作
自律ロボット製作
ロボコンProject |
からくり工房の一番重要な活動目標は外部ロボコン大会へ出場して、入賞することです。ノウハウの蓄積や改善点の継承など、スキルアップしながら毎年継続して出場するために、からくり工房ではProjectと呼ばれるロボコンチーム制でロボット製作を行っています。参加を目指す外部大会毎にプロジェクトチームが編成されており、サークルメンバーは必ずどれかのプロジェクトに所属して一年間ロボット製作に打ち込みます。プロジェクトは一年単位で移籍可能なので色々なプロジェクトに参加することもできます。また、上級生のみ参加できるプロジェクトもあります。現在進行中のプロジェクト詳細は「参加ロボコン」を参照してください。
ロボカッププロジェクト(上級生)
マイクロマウスプロジェクト
ロボット相撲プロジェクト
ロボトレースプロジェクト
からくり工房のその他外部活動など |
ロボットコンテストの運営など |
からくり工房は、ロボットの製作・ロボコンへの参加に加えて、ロボコンの運営なども広く行っています。マイクロマウス大会の運営主体であるマイクロマウス実行委員会にも団体として参画しており、東日本地区大会、学生大会、全日本大会の設営,運営,撤収業務を主体として実施しています。その他、ロボット相撲の大会設営ボランティアへの参加や、ロボカップのリーグ運営補助なども行っています。
からくり工房設立の歴史 |
2000年3月21日に福井大学「からくり工房I.Sys(アイシス)」が本サークル顧問(当時、初代部長)により創部されました。その後、顧問が東京工芸大学に着任し、2007年3月21日に関東支部として東京工芸大学からくり工房を創部しました(当時はK-Labo(ケイラボ)と名乗っていましたが現在は使用していません)。その後、主にI.SysのOBが所属する「からくり工房A:Mac」が愛知県を拠点に活動を開始し、現在のからくり工房グループは、福井大I.Sysと工芸大からくり、A:Macの3拠点で活動しています。特に同じく大学サークルである福井大I.Sysは、ロボット製作において技術提携している姉妹サークルとなっています。